海自、セクハラで懲戒処分 面会強要1佐は停職3カ月

 海上自衛隊で女性隊員へのセクハラ行為があり、上司が不適切な対応をしていた問題で、海自は8日、女性の胸を触るなどしたとして、50代の男性海曹を停職10カ月の懲戒処分にした。さらに女性が会うのを拒否したのに海曹からの謝罪を直接受けさせる不適切な対応があったとして、上司ら2人も懲戒処分にした。

 海自によると、面会を強要した50代の男性1等海佐は停職3カ月、女性の直属の上司に当たる男性事務官(60)は停職5日となった。被害者が所属した部隊の当時の指揮官は既に退職しており処分はできないが、停職2カ月に相当するとしている。

© 一般社団法人共同通信社