北関東のファン獲得へ フライングG×とりせん×サントリー 特典で相互送客図る

キャンペーンを紹介する野沢社長(右)ら関係者=7日午前、佐野市内

 レストランチェーンのフライングガーデン(小山市本郷町3丁目、野沢卓史(のざわたかふみ)社長)、スーパーのとりせん(群馬県館林市下早川田町、前原宏之(まえはらひろゆき)社長)、サントリー(東京都港区、鳥井信宏(とりいのぶひろ)社長)の3社は連携し、サントリーの商品を通じてフライングガーデン、とりせんの相互送客を図るキャンペーンを実施している。抽選で計200人に割引クーポンなどを贈る。12月15日まで。

 北関東を中心にフライングガーデンは57店舗、とりせんは61店舗を展開し、客層も重なるという。サントリーも北関東に四つの生産拠点があることなどから、北関東で3社のファンを拡大させようと、共同で「まちの笑顔を増やそうキャンペーン」を企画した。

 期間中、フライングガーデンでサントリーの酒類を含む600円以上のレシートを撮影し応募すると、とりせんで使える電子マネーポイント2千円分が当たる。とりせんではサントリー酒類を含め500円以上購入し、レシートを撮影して応募すると、フライングガーデンで使える2千円分の割引クーポンが当たる。未成年の応募はできない。

 今月7日、佐野市のフライングガーデン佐野店などで記者説明会が開かれ、野沢社長は「お客さまに喜んでもらい、従業員にも楽しんでほしい」と話した。

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