子育て女性の再就職を支援 「ママ・ドラフト会議」開催

子育てをしながら働きたいという女性の思いをかたちにするイベントが県の主催で初めて開かれました。広島市内で開かれたのは、子育てを経験した女性の再就職を支援しようと県が初めて主催したイベント、その名も「ママ・ドラフト会議」。企業の採用担当者が見守る中での自己アピールです。

■参加者

「子どもが小さいこともあり今は時短勤務を希望していますが5年後にはフルタイムで貢献できればと思います」

■宮脇 靖知 アナウンサー

「スピーチのあとは参加者と企業側が直接質疑応答を行います」

現在、県内の女性のおよそ6人に1人が育児などを理由に就職活動を見合わせています。そんな中、11月8日は参加者21人に対し、食品や半導体を扱う企業など県内26社が参加しました。

■楠原壜罐詰工業 楠原 雄治 社長

「素晴らしいポテンシャルを持っていると思う。経験含めてその力を我々も活用させて頂いて企業の成長に結びつけられればいい」

■24歳と19歳の子の母

「企業に自己ピーアールもできたので社会復帰や新しく仕事を探すときのステップアップの段階として繋げていければと思っています」

■年長と年少の子の母

「安定した収入が得たいのが一番そこに繋がればいい」

今後は各企業ごとに採用試験を行い、県は面接対策など再就職に向けサポートします。

【2023年11月8日 放送】

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