公表不可の5千人、一時掲載 滋賀県がHPに、名前など

 滋賀県は8日、二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする取り組みへの賛同者のうち、公表を望まない5千人以上の名前やニックネームが一時的に県のホームページ(HP)上で閲覧できる状態になっていたと発表した。一部はメールアドレスも掲載されていたが、情報流出は確認されていないという。

 県によると、個人情報が閲覧できる状態になっていたのは、7日午後3時半ごろから8日正午ごろまで。CO2の排出量を実質ゼロにすることを目指す「しがCO2ネットゼロムーブメント」への賛同者のうち、公表不可とした人や事業者の名前やニックネーム5千件以上のほか、メールアドレス200件以上などを誤って掲載した。

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