謎フレーズ「バドジズ」がトレンド入り、視聴者の考察飛び交う

のちに「福来スズ子」として昭和を代表するスターへと駆け上がるヒロインの人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。11月8日に放送された第28回では、作曲家・羽鳥が作った曲に出てくるフレーズ「バドジズ」が話題となった。

日帝劇場の稽古場にてレッスンをおこなうスズ子(趣里)、羽鳥(草彅剛)(C)NHK

梅丸の新設楽劇団に入るため上京したスズ子(趣里)と後輩の秋山(伊原六花)。作曲家の羽鳥(草彅剛)からレッスンを受けるスズ子だが、具体的な指示はなく、500回以上繰りかえし歌うことになりすっかり疲弊する。

一方、秋山も男性ダンサーに混じってのダンス練習に参加し、男女での体力の違いを痛感していた。過酷な練習に疲れ切った2人だが、秋山が「ダンサーの中山(小栗基裕)と会うのが少し楽しみ」と話したことから、スズ子は「恋」を意識し始めるのだった。

今回の放送では、羽鳥が手掛ける曲『ラッパと娘』のフレーズ「バドジズ」が話題に。羽鳥がスズ子に「バドジズできればいいんだよ」とアドバイスし、スズ子が意味を聞くと「それは知らないけど、今の福来くんは全然バドジズしてないよねえ」と返すやり取りが描かれた。

週タイトルにもある「バドジズ」が飛び交う回となり、X(旧ツイッター)では、「バドジズ」がトレンド入り。SNSでは「スズちゃんと同じくバドジズって何?ってなってるw」「バドジズが何かは羽鳥先生も知らないww」といった投稿が相次ぎ、「ラララ、ルルルみたいなもの?」「身体から自然に出てくる、溢れ出てくる感じ?」など考える人も。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。11月9日放送の第29回では、羽鳥とのレッスンに悩んだスズ子が、演出家の松永(新納慎也)に相談する。

文/つちだ四郎

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