サツマイモ「ここまで大きくなるのに驚き」 栃木・大平西小で収穫体験

サツマイモを掘る児童

 【栃木】大平西小児童がこのほど、大平町西山田の畑でサツマイモの収穫を体験した。

 地元農業者らでつくる西山田自然環境保全会の協力で実施。2千平方メートルの畑で6月、児童が「紅あずま」の苗800本を植えた。その後、同会会員が畑の手入れや水やりを行い、収穫期を迎えた。

 収穫には5年生以外の約350人が参加。児童はスコップを使って土を掘り、大きなサツマイモを次々に収穫していった。

 同会事務局の安藤俊吾(あんどうしゅんご)さん(77)は「一生懸命やってくれて良かった。無事に収穫が終わりほっとした」と話した。6年岩田諒太(いわたりょうた)君(11)は「サツマイモがここまで大きくなるのに驚いた。貴重な体験になった」と笑顔を見せた。

 収穫したサツマイモは全校児童に配られ、自宅に持ち帰るという。

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