みんなの笑顔が宝船 秋空の下、京都・亀岡で4年ぶり「まつり」

「あいこじゃんけん」でいろんな人と交流する参加者(京都府亀岡市千歳町・七谷川野外活動センター)

 京都府亀岡市千歳町の七谷川野外活動センターで11月5日、「丹波七福神宝船まつり」が4年ぶりに開かれた。景品がもらえるゲームやマルシェ、作品の展示などを通じて、住民らが交流を深めた。

 町内外の人々が触れ合う場をつくろうと、千歳町自治会が主催した。1993年に前身のイベントが始まり、2020~22年は新型コロナウイルス禍で中止していた。

 午前中には「あいこじゃんけん」ゲームが行われた。2人で自己紹介し合ってからじゃんけんをし、あいこのみポイントが獲得できるルールで、参加者はいろんな人と次々じゃんけんをした。

 20ポイントで景品がもらえ、ハンカチやカレンダーなどを獲得した亀岡川東学園6年の男児(12)らは「あいこになるのは難しくて、数え切れないくらいじゃんけんした」と話した。

 マルシェでは地元の辰巳富悠美さん(45)が端切れでつくったハンドメイド品や、移住者が営むカフェ「和カフェ 毘沙門てらす」による抹茶の販売が人気を集めていた。天気にも恵まれ、大勢の人たちでにぎわっていた。
 

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