巨大地震で震度7想定、浜岡原発で大規模防災訓練 原子炉冷却手段など確認=静岡・御前崎市

静岡県御前崎市にある中部電力の浜岡原子力発電所で巨大地震の発生を想定した大規模な防災訓練が11月8日行われました。

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<訓練アナウンス>
「訓練訓練、ただいま非常に大きな地震が発生しています」

8日の訓練は、現在、稼働停止している4号機が運転していると仮定し、御前崎市内などで震度7の揺れが発生したというシナリオで浜岡原発の職員と中部電力本店の職員あわせて約500人が参加しました。

中央制御室を模したシミュレーション室では、地震発生の知らせを受けた職員が、原子炉の自動停止措置の対応を行いました。

このほか、職員は緊急事態に陥った時に原子炉を冷却する手段や地元の住民に原子力災害の状況を伝える手順を確認するなどしました。

中部電力は浜岡原発の再稼働を目指し、安全規制基準の審査を受けています。

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