B1長崎ヴェルカ 初の連敗 名古屋Dに97―101

【名古屋D―長崎ヴェルカ】第1クオーター、ヴェルカの馬場がシュートを放つ=ドルフィンズアリーナ((c)B.LEAGUE)

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第7節は8日、名古屋市のドルフィンズアリーナなどで12試合が行われ、長崎ヴェルカは同じ西地区の名古屋Dに97-101で競り負けた。今季初めての連敗で通算8勝4敗。
 ヴェルカは序盤、名古屋Dの堅守に苦戦。パスミスなどから得点を重ねられた。22-25で入った第2クオーターは森川、馬場、狩俣、ブラントリーが計5本の3点シュートを決めて反撃。終了間際には髙比良がスティールから自ら得点し、47-44とリードを奪って折り返した。
 後半は一進一退の攻防。74-72で入った第4クオーターは馬場が鋭いドライブで得点を重ね、松本、森川らが厳しい守備を見せて5分に87-76と11点差をつけた。しかし、そこから5本の3点シュートを決められ、9分には93-93の同点に。名古屋Dに流れが傾いた中、ヴェルカも粘ったが、最後はシュートの精度で上回られた。馬場は28得点と奮闘した。
 東地区首位のA東京は茨城に79-60と快勝し、連勝を8に伸ばして11勝1敗。西地区の琉球は京都を87-71で下し、9勝3敗とした。
 第8節は11、12日、各地で24試合を実施。ヴェルカはアウェーで仙台との2連戦に臨む。

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