横綱照ノ富士が九州場所休場 3場所連続、腰痛回復せず

伊勢ケ浜親方(左)と話す照ノ富士=9日、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋宿舎

 大相撲の東横綱照ノ富士(31)=本名杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が九州場所(12日初日・福岡国際センター)を休場することが9日、決まった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が明言した。痛みを抱える腰の状態が回復しなかった。休場は3場所連続19度目で、2場所連続の全休が確実。

 伊勢ケ浜親方は「前に出ると痛みが出る。相撲が取れない」と説明。来年1月の初場所での復帰について「もちろんそうなる」と語った。

 照ノ富士は途中休場した7月の名古屋場所で腰痛を悪化させ、後に骨の一部が折れていたことも判明した。横綱在位14場所で休場は8度目。

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