放送未定のW杯予選・シリア戦、現在調整中も「選手の成長過程を皆さんの脳裏に焼き付けてもらいたい」と願い

ナショナルチームダイレクターの山本昌邦氏[写真:©超ワールドサッカー]

8日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨む日本代表メンバー26名が発表された。

出場国が増え、予選の方式も変わった今回の予選。カタールW杯でベスト16に進んだ日本は、ミャンマー代表、シリア代表、北朝鮮代表と2次予選を戦う。

登録メンバーは23名だが、森保一監督は26名を招集。22名が海外組という状況だが、国内でのミャンマー戦、サウジアラビアでのシリア戦を11月は戦う。

現在国際親善試合で6連勝、9月のヨーロッパ遠征ではドイツ代表、トルコ代表にも連勝しており、大きな期待と注目が集まる中、問題が1つ残っている。

21日にアウェイで行われるシリア戦の試合放送について現時点で未定。ミャンマー戦はテレビ朝日系列での生中継と、「ABEMA」でも生配信されるが、第2戦目は未定という状況だ。

シリア戦は中立地のサウジアラビアで開催され、さらにキックオフ時間が突然前倒しになるなど、踊らされる形となっている中、ナショナルチームダイレクターの山本昌邦氏が放送の状況について語った。

「最大限調整をして、応援してくださる皆さんにライブでしかりと観てもらえること、長くて高い選手の成長過程を皆さんの脳裏に焼き付けてもらいたいと思っています」

「サッカー協会にしっかりと調整してもらっているので、ギリギリまで続くのかなと思っています」

「時間や日程、場所が変更された中で、協会内部のスタッフには負担がかかっていると思います。テレビ局のみなさんも含めて、そこにたどり着ければと思っています」

多くの注目が集まっている日本代表。W杯予選の放送が決まらないということは起こらないで欲しいところだ。

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