EL決勝T進出にリーチのリバプール、クロップ監督は3選手の欠場明言

トゥールーズ戦の欠場が明言されたDFヴィルヒル・ファン・ダイク[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督は、数名の選手がヨーロッパリーグ(EL)を欠場すると明らかにした。クラブ公式サイトが伝えている。

ELでは開幕から3連勝を飾り、9日に予定される第4節のトゥールーズ戦に勝利すれば2試合を残しての決勝トーナメント進出が決まるリバプール。現在3位につけるプレミアリーグに集中するためにも、できるだけ早いグループステージ突破が望まれている。

ただし、トゥールーズ戦では主力数名が起用できない状態のようだ。試合に先だった記者会見で、クロップ監督はDFヴィルヒル・ファン・ダイク、MFライアン・グラフェンベルフ、MFカーティス・ジョーンズが欠場すると明言。ただし、いずれも重傷ではなく、カーティス・ジョーンズ以外は今週末のプレミアリーグで起用できる可能性も示唆している。

「ヴィルヒルは少し体調が良くない。大したことはないと思うが、他の人に同じような症状が出るのを避けるため飛行機に乗せたくはなかった。だから我々は彼を家に残してきたよ。週末の試合の起用は問題ないはずだ」

「ライアンはヒザを少し痛めてしまった。大きな問題ではなく今日はすでに走っていたが、この試合に出るのは無理だった。ブレントフォード戦では出場してくれることを願っており、それが無理でも代表ウィーク後には間違いなく復帰する」

「カーティスは先週、ハムストリングを負傷してしまった。重傷ではなく代表ウィーク明けには戻ってくると思うが、それより前に復帰はしない」

「ハムストリングに軽い問題が起こっている。彼の調子は良かったが、(トッテナム戦で)レッドカードをもらいリズムを失ってしまったと思う。ボーンマス戦で交代させたときは何もなかったが、その後ドレッシングルームに向かった際に違和感があったようだ。検査の結果、軽度ではあるが問題が見つかり、離脱することになった」

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