3つの未解決殺人事件 香川県警本部長らが情報提供呼び掛け「ささいな情報でも」

香川県で起きた3つの未解決殺人事件を風化させず解決につなげようと、香川県警が情報提供を呼び掛けました。

坂出市のハローズ坂出林田店では、香川県警察本部の吉田和彦本部長ら約25人がチラシを配りました。

1997年12月、坂出市加茂町の自動車整備工場の事務所で当時65歳の松下菊江さんが何者かに殺害されましたが、犯人はまだ捕まっていません。

また同じ97年の3月、高校1年生だった真鍋和加さん(当時16歳)が旧琴南町の山中で遺体で見つかった事件。

2005年3月に東かがわ市で鯛谷明子さん(当時71)が自宅で殺害された事件も未解決のままです。

香川県警は事件についてどんなささいなことでもいいので連絡してほしいとしています。(電話:0120-120-016)

犯人逮捕に結びつく有力な情報提供には、各事件の被害者の会から最大で100万円が支払われます。

(香川県警察本部/吉田和彦 本部長)
「『今思えば』とか『そういえば』といった、ささいな情報でも大切な情報でありますので、ぜひ情報提供をお願いしたいと思います」

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