中日・大野雄大、現状維持3億円 4月に左肘手術、祖父江は1億円

契約交渉後に記者会見する中日の大野雄=9日、ナゴヤ球場

 中日の大野雄大投手が9日、ナゴヤ球場で契約交渉し、現状維持の年俸3億円でサインした。3年契約の最終年だったが、一定の条件をクリアしたため契約が1年延長された。今季は4月中旬に左肘手術を受け、登板は1試合に終わった。リハビリを経て9月下旬の2軍戦で復帰した。14年目の来季は開幕からフル回転が期待され「のんびりしている暇はない。しっかり競争を勝ち抜く」と意気込みを語った。

 45試合に投げて6年連続40試合以上となった祖父江大輔は1億円、1勝に終わった松葉貴大は5千万円、32試合登板の田島慎二は3500万円で更改。いずれも複数年契約のために現状維持だった。(金額は推定)

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