海外からの留学生が多く在籍する広島市の大学に「食の多様性」に配慮した食堂がオープンしました。
「カツカレーのお客さま…」―。グローバル人材に力を入れようと、おととし、開校した叡啓大学です。全校生徒264人のうちおよそ1割が、東南アジアやアフリカなど海外出身の学生です。
新型コロナによる制限が解除され、留学生も増えたことから、食堂のオープンを決めました。メニューは、およそ30種類…、世界各国の食文化や宗教などを背景とした、多様性にも気を配っています。
学生
「コンビニで買うより、だいぶお金が抑えられるので、うれしい」
フィンランドから
「めっちゃおいしい。日本だと、ヴィーガン対応の食事があまりないので、すばらしい取り組みだと思う」
今後は、留学生も交え、新しいメニューを考案するということです。当面は学校関係者だけが対象ですが、一般の人も利用できるよう検討するとしています。