レヴォーグ、フォレスター、レガシィ計9.5万台リコール エンジン始動できなくなる恐れ

改善カ所の説明図(出典元:国土交通省)

 SUBARU(スバル)は11月9日、排ガス再循環装置のセンサーの耐久性が不足しているとして「レヴォーグ」「フォレスター」「レガシィ」の3車種計9万5484台(2020年10月~23年10月生産)をリコールすると国土交通省に届け出た。不具合申告が2320件あった。

 またシフトレンジの位置を検知するスイッチに問題があるとして「レヴォーグ」と「フォレスター」計1万3068台(21年2~7月生産)のリコールも届け出た。不具合の申告が6件あった。

 国交省によると、センサーの不具合では、排ガスによる腐食で異常を起こし、エンジンが始動できなくなる恐れがある。22年5月に届け出たリコールと同じ内容で、改善措置が不十分だったためセンサーの材料を変える抜本対策を施し、対象を拡大するとして再度届け出た。2件のリコールは対象台数が一部重複している。

リコール対象の型式、車台番号の範囲

© 株式会社福井新聞社