【バレーボール】やまゆり杯 313チーム健闘誓う 4年ぶり開会式

選手宣誓する久木(横須賀)の松木=秋葉台文化体育館

 バレーボールのやまゆり杯・小田急旗争奪第47回県家庭婦人大会の総合開会式が9日、藤沢市の秋葉台文化体育館で行われた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、参加チームが健闘を誓った。

 大会は県内11地区の313チームが参加し、12日に2地区で1次予選が行われて開幕。来年3月2、3日の県決勝大会(同体育館)まで熱戦を展開する。県決勝大会には、各地区の1、2次予選を勝ち抜いた上位チームと前回優勝の豊川(小田原)の計21チームが出場する。

 開会式では、大会会長の柳橋武・県バレーボール協会会長が「コロナの影響はまだ安心できる状況ではない。コンディション管理とチーム力を維持しながら地区大会を乗り越えないといけない」と激励。同連盟の河内裕子会長は「私たちは平和な中でバレーボールを楽しむ幸せな時を過ごしている。地区大会からもう一度この場所を目指してほしい」と呼び掛けた。

 選手を代表し、久木(横須賀)の松木夏海選手が「コロナ禍の非日常で思うように練習できない日もあった。バレーボールができることに感謝し、チームの仲間と最高のプレーができるように一生懸命頑張る」と宣誓した。

© 株式会社神奈川新聞社