堂安のEL初ゴールなどでフライブルクが5発圧勝!守田欠場のスポルティングは2位をキープ【EL日本人選手】

[写真:Getty Images]

ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節が9日に各地で行われた。

今シーズンのグループステージには、ブライトンのMF三笘薫、リバプールのMF遠藤航、フライブルクのMF堂安律、スポルティングCPのMF守田英正、ユニオン・サン=ジロワーズのDF町田浩樹、セルヴェットのDF常本佳吾ら6人の日本人選手がプレーする。

今回の第4節では、三笘、遠藤、町田が先発出場、堂安が途中出場した。

堂安がベンチスタートとなったフライブルクは、ホームでTSCバチュカ(セルビア)と対戦。フライブルクは24分、相手のクリアをバイタルエリア右で拾ったエッゲシュタインが右クロスを供給すると、ボックス中央のロールがワンタッチでゴールに流し込んだ。

先制したフライブルクは38分、中盤でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、ボックス左から侵入したグリフォがシュート。これが相手DFのブロックに弾かれると、こぼれ球をロールが左足で合わせたが、シュートは左ポストに直撃した。

1-0で迎えた後半、フライブルクは56分に追加点を奪う。敵陣でのハイプレスでボールを奪ったエッゲシュタインがグリフォとのワンツーでボックス内に侵入し、ゴール右隅にシュートを流し込んだ。

さらにフライブルクは、69分にもドリブルでボックス左から侵入したヴァイスハウプトが一度DFにボールを奪われかけるも、粘り強い対応でリカバー。最後はゴール前まで切り込み、ゴールネットを揺らした。

直後の70分に堂安を投入したフライブルクは、80分にも直前に投入されたアダムがフライブルク移籍後初ゴールをマークすると、試合終了間際の92分には堂安がEL初ゴールとなる得点を挙げ、5-0で圧勝した。

また、ケガのため守田がベンチ外となったスポルティングCPは、ホームでチェンストホヴァ(ポーランド)と対戦。試合は10分にボックス左から侵入したユステがラコビタンに倒されると、VARの末にラコビタンは一発退場となり、スポルティングがPKを獲得。このPKをゴンサウヴェスがゴール右隅に決めた。

さらにスポルティングは、後半立ち上がりの51分にも右サイドから仕掛けたエドワーズのクロスがルンディッチの右手に当たると、VARの末にこの試合2本目のPKを獲得。これをゴンサウヴェスが落ち着いて決め、リ-ドを広げた。

その後、スポルティングは71分にルンディッチのゴールで1点を返されたが、2-1で逃げ切りグループDの2位をキープしている。

★三笘薫[ブライトン]
アヤックス 0-2 ブライトン
◆フル出場

★遠藤航[リバプール]
トゥールーズ 3-2 リバプール
◆前半のみプレー

★堂安律[フライブルク]
フライブルク 5-0 TSC
◆70分からプレー、92分にEL初ゴールを記録

★守田英正[スポルティングCP]
スポルティングCP 2-1 チェンストホヴァ
◆ケガのため欠場

★町田浩樹[サン=ジロワーズ]
LASK 3-0 サン=ジロワーズ
◆フル出場

★常本佳吾[セルヴェット]
セルヴェット 3-0 シェリフ
◆ベンチ入りせず

© 株式会社シーソーゲーム