トッテナムは9日、ブラジル代表FWリシャルリソンが鼠径部の手術を受けたことを報告した。
同選手はメディカルスタッフのもとですぐさまリハビリを開始し、数週間後にトレーニングに復帰する予定だという。
2022年夏にトッテナムに加入して以降、ワトフォードやエバートン時代の輝きを放てずにいるリシャルリソン。
ここ数カ月の不振に関しては、プライベートでの金銭問題に起因するメンタル面の問題を告白。さらに、6日のチェルシー戦後にはブラジル『ESPN』のインタビューで「8カ月間苦しみながら戦い、代表チーム、クラブのために戦い、そして自分自身のことを顧みなかった。少し休むときが来た」と、以前から問題を抱えていた恥骨の手術に踏み切ることを認めていた。
なお、現時点で正確な離脱期間は不明だが、元々前線の選手層に問題を抱えるなかでセンターフォワードと左ウイングの両ポジションをカバーするタフなストライカーの離脱はスパーズにとって大きな痛手となる。
