【エルサレム共同】パレスチナの保健当局は9日、イスラエルが占領するヨルダン川西岸各地でイスラエル軍とパレスチナ人の衝突があり、パレスチナ人計18人が死亡したと発表した。うち14人が西岸北部ジェニンで死亡した。
ロイター通信によると、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによる10月7日の奇襲以降、西岸で死亡したパレスチナ人は少なくとも178人になった。
イスラエル軍は9日、ジェニンの難民キャンプで「対テロ作戦」を実施したと発表した。ロイターによると、ジェニンでの衝突は武装勢力数百人が拠点とする難民キャンプを含め、数時間にわたった。
