平戸海関(平戸市出身)ら幕内力士3人 お年寄りや園児らと交流 佐世保

平戸海関(右)らと握手する入所者=佐世保市内

 12日から始まる大相撲九州場所を前に、長崎県平戸市出身の平戸海関ら境川部屋の幕内力士3人が8日、佐世保市内の老人ホームや幼稚園などを訪れ、お年寄りや園児らと交流した。
 訪れたのは平戸海関のほか、妙義龍関と佐田の海関。市中心部の老人ホーム「ケアインファースト栄」では、びん付け油の甘い香りが漂う中、入所者ら約60人と握手したり、記念撮影したりして交流した。平戸海関は「九州場所では元気を与える相撲を取るので応援よろしくお願いします。二桁勝利目指して頑張ります」とあいさつした。
 同施設を運営する社会福祉法人「佐々川福祉会」の山下博史理事長が交流会の司会を務め「二桁は謙遜。優勝できます」と太鼓判を押した。 

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