冬の味覚カキを堪能 食べて復興支援 宇都宮に出張カキ小屋

 2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方の復興支援に向けて、冬の味覚カキ(牡蠣)を堪能できるイベントが宇都宮市で始まりました。

 宇都宮市にあるスーパー銭湯の駐車場に並んだテント。出張カキ小屋の「牡蠣奉行」は東日本大震災の風化を防ぎながら、東北の復興を支援するイベントです。

 冬の時期を中心に全国各地で行われていて、震災で被災した宮城県産のカキを食べてもらうことで、漁港の活性化を目指します。

 今が旬の宮城県産のカキを多くの人に味わってもらおうと、価格は可能な限り抑えているということで、今回のイベントでは1キログラムあたり660円で提供されています。

 会場では、カキのほかにホタテやエビなども用意されていて、訪れた人たちは会場に設置されたバーベキューコンロで焼きながら海の幸を堪能していました。

 イベントは11月26日まで開かれています。

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