日頃の学習の成果発表 栃木・大宮南小でオープンスクール 来年入学予定児と交流も

合唱する大宮小の児童と入学予定の子どもたち

 【栃木】小規模特認校の大宮南小でこのほど、大南祭(第2回オープンスクール)が開かれ、児童が保護者らに日頃の学習の成果を発表した。

 同校は小規模特認校として11年目を迎え、全校児童79人のうち約4割が学区外から通う。オープンスクールは同校の取り組みを理解してもらい、入学を広く呼びかけようと年2回開催している。

 児童は体育館で学年ごとに国語の朗読や歴史の寸劇などを発表したほか、ピアノやダンスなどの特技披露も行われ、会場からは終始大きな拍手が上がっていた。入学を控えた子どもと「ひまわりの約束」を歌ったり、校内を探検するゲームに参加したりして交流を深めた。

 来年入学予定の娘と参加した城内町2丁目、会社員篠崎奏子(しのざきかなこ)さん(33)は「子どもが楽しく学んでいる様子が伝わり、入学するイメージが湧いた」と満足した様子だった。

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