ジャレッド・レト、エンパイア・ステート・ビルに登り30STMのワールド・ツアーを発表

ジャレッド・レトが、文字通り新たな高みに到達した。自身のバンド、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ(30STM)のワールド・ツアーを発表するため、51歳のシンガー、俳優である彼は、世界で最も象徴的な建物のひとつ、米ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルに登った。

ビルを周回するヘリコプターによって撮影された映像には、赤いジャンプスーツを纏ったジャレッドが命綱をつけてビルの側面を登っていく姿が映っている。彼が登ったのは、1,454フィート(約443メートル)あるビルのアンテナの下にある狭い土台の部分となっている。

ジャレッドは、「子供の頃から、“世界一のアトラクション”であるエンパイア・ステート・ビルに憧れを抱いていました」とインスタグラムに書き込み、チャレンジの動画を共有した。「ギネス世界記録なのか、キングコングかはわからないですが、この象徴的な建造物の何かがいつも自分の想像力をかきたててきました。世界で最も偉大な都市のひとつに、たった13か月という短期間で建てられたこのビルは、自分にとって人生のあらゆる可能性の力強いシンボルであり続けてきました」と彼は続けた。

「多くの意味で、このアルバムは夢を追いかけ、不可能と思われることに挑戦することをテーマにしています」とジャレッドは述べ、「エンパイア・ステート・ビルに登ることは、自分にとって確実にそのうちの一つです。兄と一緒に世界中をツアーし、忘れられないコンサートや経験を皆さんと分かち合うこともその一部です」と綴った。

30STMによる2024年の【Seasons World Tour】は、【ロラパルーザ】チリ、アルゼンチン、ブラジルでのフェスティバル出演とともに3月15日に南米で開幕する。このツアーは、9月にリリースされ、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で76位をマークした最新アルバム『イッツ・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド・バット・イッツ・ア・ビューティフル・デイ』を引っ提げたものとなる。

ジャレッドはまた、エンパイア・ステート・ビルディングの最上階で、見事な都会の風景が広がる中、バンドメイトであり兄のシャノン・レトと一緒に「Seasons」を演奏する動画も公開した。

北米日程のチケット先行販売は、現地時間11月10日午前10時よりバンドのウェブサイトで開始となる。11月17日午前10時から一般発売がスタートする。

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