「良き伝統、受け継いで」 県民の警察官、警察庁長官が激励

露木康浩長官(中央)から激励を受けた後、記念写真に納まる「第50回県民の警察官」の受賞者=東京・霞が関の警察庁

 県民の推薦に基づき、山形新聞、山形放送が顕彰する「第50回県民の警察官」の受賞者4人が9日、東京・霞が関の警察庁を訪れ、露木康浩長官から「県民の規範意識の高さもあるだろうが県警が治安の良い伝統を支えている。その良き伝統を後輩に受け継いでほしい」と激励を受けた。

 訪問したのは▽南陽署交通課交通係長の山口雅士警部補(54)▽村山署交通課交通係長の茂木周郎警部補(50)▽山形署留置管理課留置管理主任の志田学巡査部長(51)▽上山署地域課駅前交番主任の斉藤希春巡査部長(49)―の4人。

 各受賞者から担当分野の報告などを受けた露木長官は、ひたむきに励んできた日々の業務をねぎらい、受賞をたたえた。その上で「後輩の育成を含め、ますます活躍いただきたい」と声をかけた。

 4人は警察庁を訪問した後、東京・京橋の警察博物館などを視察した。

© 株式会社山形新聞社