佐賀県の魅力を発信し県内への移住を提案する「佐賀さいこう! 暮らし&しごと体感フェア」が5日、東京都内で開かれた。県が主催し、市町や企業がブースを出展。移住に関する支援策や住環境など、来場者の相談に親身になって対応した。
佐賀市の「マイクロソフトAI&イノベーションセンターSAGA」を市などと連携して運営する日本マイクロソフトの宮崎翔太公共戦略営業本部本部長が、「佐賀県だからできる『学びなおし』について」と題して話すセミナーもあった。
宮崎さんはICT人材の育成拠点を目指す同センターについて、佐賀大などと協力して県内の社会人らに学び直しの機会を提供していることなどを説明した。「佐賀から世界に向けたソリューションを発信できるような手伝いをしたいと思っている」と佐賀に拠点を置く意義を強調した。
県や市町のほか、半導体関連を含む製造業や酒造会社などがブースを設け、「釣りをする環境にも恵まれている」など余暇の過ごし方の情報なども提供していた。(大橋諒)