三養基郡みやき町の山田地区で“秋のヒマワリ”が満開を迎えた。休耕田の棚田6千平方メートルに約10万本の大輪が咲き誇る。天気次第だが、見頃は15日過ぎまで。
地域住民でつくる中山間地山田集落組合が季節外れに咲くヒマワリを観光名所にしようと2001年から植え始めた。「山田ひまわり園」として定着し、毎年多くの来園者でにぎわう。
福岡県久留米市から母親と訪れた女性(20)は「SNS(交流サイト)で見た写真にひかれ初めて来た。きれいに咲きそろっていて、映えますね」とスマートフォンを手に散策を楽しんだ。
開園時間は午前9時~午後4時、高校生以上は清掃協力金100円が必要。場所は県道佐賀川久保鳥栖線の綾部東交差点から北進し、約1.5キロ。問い合わせはみやき町観光協会、電話0942(96)4208。(写真と文・米倉義房)