【エリザベス女王杯/枠順】人気3歳馬に“馬券内率100%” 「回収値140超」の枠に穴馬がイン

JRAは10日、第48回エリザベス女王杯(GI、芝2200m)の枠順を発表した。

レコード決着のローズSで2着した大器・ブレイディヴェーグは1枠1番、秋華賞3着のハーパーは2枠3番、連覇を狙うジェラルディーナは4枠7番、前走で待望の重賞タイトルを手にしたディヴィーナは4枠6番から発走する。

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■外回りでも内枠優勢

過去10年のうち阪神開催の2020~22年を除くデータを見ると、1~4枠が【5.3.4.43】勝率9.1%、複勝率21.8%に対して、5~8枠が【2.4.3.58】勝率3.0%、複勝率13.4%と外めの枠が劣勢。1~3番人気以内の成績を見ても、1~4枠が【4.1.2.3】、5~8枠が【1.1.2.7】で、内めの枠は単勝回収値222、複勝回収値125とプラス収支を記録していた。

また複勝率は1枠が23.1%でトップ、2~6枠が21.4%の同率。7枠が5.3%、8枠が10.0%とこちらの枠は割り引きが必要だ。

ブレイディヴェーグの1枠は【2.0.1.10】で、3番人気以内なら【2.0.1.0】複勝率100%データに合致。ハーパーの入った2枠も【2.1.0.11】で複数勝利を挙げており、2013年には3歳馬のメイショウマンボが2枠3番から勝利している。

ジェラルディーナディヴィーナが入った4枠は【0.0.3.11】と連対ゼロ。2018年2番人気クロノジェネシスは5着、17年1番人気モズカッチャンは3着に敗れており、人気サイドでも流れは悪い。

一方、単勝または複勝回収値で100を上回るのが、5枠【0.2.1.11】の複回収値143と6枠【2.0.1.11】の単回収値142。後方一辺倒の馬は結果が出ていなかったが、外から先行~中団あたりにじわっと取りつきやすく、スムーズに立ち回りやすい枠か。脚質的にライラックアートハウスの激走に期待できるかもしれない。

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文●SPREAD編集部

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