重傷のネイマールがアル・ヒラルの登録外へ…ヒザの手術、元恋人の死、娘&パートナーの誘拐未遂と不幸が続く

ヒザの手術を受け6カ月は離脱と見られるネイマール[写真:Getty Images]

ブラジル代表FWネイマールに悲劇が続いている。
【写真】突然の訃報に見舞われたネイマールの元恋人、ルアナ・アンドラーデさん

今夏パリ・サンジェルマン(PSG)からサウジ・プロ・リーグのアル・ヒラルへと完全移籍したネイマール。カタール・ワールドカップ(W杯)後の今年2月に足首のじん帯を損傷。手術を受けてプレーできずにいた。

その後復帰したネイマールだったが、10月17日に行われた北中米ワールドカップ南米予選第4節のウルグアイ代表戦で負傷交代。チャージを受けて踏ん張ろうとした際につまづいて転倒。左ヒザを押さえて倒れ込み、両チームの選手が心配してすぐに駆け寄る形となった。

ネイマールは左ヒザの前十字じん帯断裂および半月板損傷の重傷を負い、ブラジルで手術。復帰まではかなりの時間を要することとなったが、無事に成功したという。

サウジアラビア『Al Riyadiah』によれば、ネイマールはアル・ヒラルの外国人選手リストから外されたとのこと。長期間プレーできないことから、他の選手のために枠を空けることになったという。

『アル・リヤディア』は「クラブに近い関係者」の話として伝えている。

ジョルジェ・ジェズス監督は、1月に左サイドバックに外国人選手を補強したいものの、8人の外国人枠を空ける必要があり、最低6カ月はプレーできないとみられるネイマールに枠を使う必要はない。

アル・ヒラルには、ネイマール以外にモロッコ代表GKボノ、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、ポルトガル代表MFルベン・ネヴェス、セルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ、ブラジル代表FWマウコム、セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチ、ブラジル人FWミシャエウが外国人選手として所属している。

ケガが大きな悲劇ではあるが、7日にはかつて交際していたモデルのルアナ・アンドラーデさんが29歳で他界する訃報。脂肪吸引の施術を受けていた際に脳卒中を起こして亡くなったという。

さらに、同日には生後1カ月の娘とパートナーのブルーナ・ビアンカルディさんが強盗被害に。誘拐の可能性もあったとされるが、こちらは高級ハンドバックや時計、宝石などを盗まれるにとどまっていた。

自身について悪いことが連続して起きているネイマール。日本式に言えば、お祓いに行く必要があるかもしれない。

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