開幕から好調のトッテナム、CB不足解消のため1月にボーンマスのDFケリーを獲得か

トッテナムが狙うロイド・ケリー[写真:Getty Images]

アンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナム。1月に新たなセンターバックを獲得する考えがあるようだ。

今夏ポステコグルー監督が就任したトッテナムは、開幕からプレミアリーグを牽引。6日にチェルシーに敗れるまで無敗を継続して首位に立っていたが、敗戦により2位に転落した。

それでも近年にない好スタートを切ったが、チームに翳りが見えている。

その大きな要因が負傷者。特に、今夏加入したオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンがチェルシー戦で負傷。圧倒的なスピードを武器に守備を支えていたファン・デ・フェンの離脱が大きな痛手となる。

まだ離脱期間がはっきりとはしていないものの、ポステコグルー監督は1月にセンターバックの補強を検討しており、早く動くように求めているという。

そのターゲットとなっているのが、ボーンマスの元U-21イングランド代表DFロイド・ケリー(25)とのこと。ブリストル・シティで育ち、2019年7月からボーンマスでプレーしている。

ボーンマスではチームの中心としてプレーし、センターバックの他に左サイドバックでもプレー可能。ここまで公式戦124試合に出場し2ゴールを記録。プレミアリーグでも38試合に出場しており、今季はプレミアリーグで7試合に出場。直近2試合はゲームキャプテンも務めていた。

今夏トッテナムが獲得を検討していた選手でもあり、チームとしてはしっかりと補強しておきたいところだろう。

また、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが暴力行為により3試合を欠場する状況。現状起用できる本職の選手は18歳のDFアシュリー・フィリップスと、チェルシー戦でやっと出番を得たDFエリック・ダイアーしかいない状況だ。

ダイアーは退団も噂されている状況だが、ファン・デ・フェンの離脱期間によってはこの先のシーズンで重要な役割を担う可能性も高い。ただ、いずれにしてもセンターバックは補強に動く予定のようだ。

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