「清水の発祥の地が元気を取り戻す一端を担えれば」ドリームプラザ新館「PARK‐side」がオープン グルメにファッション“地元らしさ”前面に

地元との結びつきが強い新たな商業施設が誕生しました。静岡市清水区のエスパルスドリームプラザの新館が11月10日、オープンを迎えました。「清水らしさ」を前面に出したグルメとファッションで勝負をかけます。

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10日オープンした「エスパルスドリームプラザ」の新館「PARK‐side」。オープン時には大勢の人が並び、地元の人の並々ならぬ期待がうかがえました。

ショッピングやグルメが楽しめる9つの店舗で構成される「PARK‐side」。清水らしさがいろんな所から感じられます。

<杉本真子キャスター>
「華やかな食材がひとつのプレートになっています」

子連れでも楽しめる内装がこだわりのファミリーレストランでは、港を連想させる「大航海プレート」がオススメです。

<杉本真子キャスター>
「いただきます。プルプルの卵とエビのソースがよく合います。そしてこのレストランから清水の港を一望することができます」

エスパルスドリームプラザの本館は、観光客向けの施設として人気を博していましたが、コロナ禍で客が減るなどのダメージを受けました。

今回、新館がターゲットにしたのは地元の人たち。清水区内で初めて人気カフェ「スターバックス」をオープンさせたほか、地元との結びつきを大事にする姿勢をみせています。

<杉本真子キャスター>
「このTシャツは『ヒバリヤ』や『どんどん』など、静岡県民には馴染み深い企業のロゴマークがプリントされています」

例えば「ユニクロ」では、地元企業との限定コラボTシャツを販売しています。ここでしか味わえない限定グルメも前面に出したのは「清水らしさ」です。

<店員>
「サクラエビと次郎柿のジェラートです」

用宗に本店を構えるジェラート店では、この店だけの商品としてサクラエビフレーバーを提供しています。

<杉本真子キャスター>
「サクラエビ味のジェラート、どんな味がするんでしょうか?甘みとすごくよくあいますね」

施設1階にあるベーカリーでは、清水のB級グルメを使った「もつカレーパン」を清水店限定で販売しています。

<ドリームプラザ 大井一郎社長>
「(ドリームプラザがある)日の出地区は清水の発祥の地でもあるので、ここが元気を取り戻していく、どんどんよくなっていくと思うので、その一端を担えればと思う」

地元を意識した新たな施設は、多くの人を呼び込むことができるのか。清水の起爆剤として期待がもたれています。

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