高梁市の上水道で塩素酸が一時「基準値」超過 塩素タンクの劣化が原因か

高梁市成羽町吹屋地区の上水道「吹屋配水区」で、「塩素酸」の値が一時が基準値を超えていたことがわかりました。

高梁市によると、吹屋配水区で10月17日に行った水質検査で、塩素酸の値が0.70mg/Lとなり、基準値(0.60mg/L)を上回りました。
確認のために10月25日に検査をしたときにも0.64mg/Lと基準値を上回っていました。

その後11月6日に、塩素タンク内の塩素を全て抜き取って清掃した上で、改めて新しい塩素を注入。11月10日の検査では0.58mg/Lと基準値内に収まったということです。

高梁市は塩素タンクの塩素が夏場の高温などで劣化していたことが原因だと推測されるとしています。

吹屋配水区は119戸に水を供給しているということです。

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