大淀川にオオメジロザメ 河口付近、本土初確認

宮崎市の大淀川河口付近で釣り上げられたオオメジロザメ=2016年5月(宮崎市の男性提供)

 宮崎市の大淀川河口付近で、世界三大危険ザメの一種「オオメジロザメ」が確認されていたことが、宮崎大大学院農学工学総合研究科3年の緒方悠輝也(ゆきや)さん(27)らの調査で分かった。これまでは琉球列島が国内の北限とされ、日本本土での確認は初。海外では襲われて死傷するケースもあり、「過度に恐れる必要はないが、近くの海や川にいる可能性があることを知ってほしい」と注意を促している。

© 株式会社宮崎日日新聞社