「さいかい丼」の“味力”多彩に 地元の海や山の幸の丼で 長崎・西海市内、30日までフェア

厚く切ったシマアジやタイなどの刺し身を使った「おくうら海鮮丼」=西海市、おくうら

 長崎県西海市内の飲食店で、地元産の海や山の幸などを取り入れたオリジナル丼を味わえる「さいかい丼フェア」が開かれている。30日まで。
 食欲の秋を満喫してもらおうと、市や観光協会、商工会などでつくる協議会が2007年春から開催。第26弾となる今回はすし店や日本料理店、宿泊施設など16店舗が参加し、創意工夫を凝らした28種類の丼を提供。うちスイーツ系も3種類ある。
 崎戸町の飲食店「おくうら」では、厚めに切ったシマアジやタイなどの刺し身をご飯の上に敷き詰めた「おくうら海鮮丼」(1980円)を用意。代表の竹村真一さん(51)は「いろんな店の丼を食べ歩いてもらって、市の盛り上げにつながれば」と活性化に期待を寄せた。
 フェア期間中は、「マイ箸」を持参すると参加店で特典が受けられるキャンペーンや、食事券などが抽選でもらえるスタンプラリーを開催。イセエビか参加店のケーキが3人に当たるアンケートも実施している。
 全種類の丼を紹介したパンフレットを、参加店や観光案内所、直売所などで配布中。市内の観光施設などで使えるスペシャルクーポンが付いている。問い合わせは市観光協会(電0959.37.5833)。

「さいかい丼」のパンフレット

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