広島の景況感が2ヶ月連続で改善 「経済活動の正常化とインバウンド需要回復で明るい兆し」広島県内企業の景気動向調査 帝国データバンク

民間の調査会社が実施した先月の広島県内企業の景気動向調査で、景況感を示す景気DIが2ヶ月連続で改善しました。

帝国データバンク広島支店が広島県内271社からの回答をまとめました。

先月の景況感を示す指数=景気DIは45・1で、前月から0・2ポイント増え、2ヶ月連続で改善しました。業種別では「建設」や「製造」「小売」が2ヶ月連続で改善し、中でも「建設」は前の月から1・3ポイント改善し、3ヶ月ぶりに48を上回りました。また、去年との比較では10月は3ポイント高く、今年に入って10か月連続で去年の同じ月を上回っています。

帝国データバンクでは「経済活動の正常化が進む中、インバウンド需要の回復も重なり明るい兆しが見える一方、円安の進行や物価高が景気の下押し要因となることが懸念される」としています。

© 株式会社中国放送