広島銀行などを傘下に置くひろぎんホールディングスは今期の中間決算で最終的なもうけを示す純利益が大幅に増加したと発表しました。
ひろぎんホールディングス 部谷俊雄 社長
「一言で言うと、まずまずという認識。やろうとしていることが確実に成果として表われてきたと評価している」
ひろぎんホールディングスによりますと、上期の決算は売上高にあたる経常収益がおよそ23パーセント増の940億円。純利益は65パーセント増の166億円でした。広島銀行の増益が主な要因だということです。
通期の純利益は前年より150億円増加の275億円と見込んでいて、進捗率は60パーセントだということです。
またひろぎんホールディングスは来年1月、シンガポールに現地法人を設立すると発表しました。ASEANのハブ都市のシンガポールには多くの日系企業が進出していてコンサルティング業務を行うとしています。