霧降高原で初フェス 26日、飲食や物販で盛り上げ 若手経営者らが企画

チラシと割引券を手にイベントをPRする倉田さん

 【日光】霧降高原の魅力を感じてもらうイベント「大霧降フェス」が26日、所野のニュー霧降キャンプ場で初めて開催される。市内の若手経営者らが飲食や物販などを通じて、霧降地区を盛り上げようと企画した。実行委員会の倉田裕(くらたひろし)さん(50)は「多くの人に霧降の良さや地域のすてきなお店について知ってもらう機会にしたい」と話した。

 地元住民などでつくる「霧降高原にムチュー!キャンペーン実行委員会」が主催する。自然をはじめ多くの魅力がある霧降高原だが、世界遺産エリアや奥日光などに比べ認知度が低いことから、イベントを通じて地域の良さを知ってもらうことなどが狙い。倉田さんは「紅葉がきれいで、山登りしなくても雲海やきれいな朝日を見ることができるなど、霧降にはたくさんの魅力がある」と説明する。

 当日は市内を中心に約20店が出店。お菓子やフライドチキンバーガー、ブランドニジマス「頂鱒(いただきます)」の塩焼き、イタリア料理などさまざまなジャンルの料理を販売する。このほか、そば打ち体験や写真展示、物販、タップダンスショーなども行われる。

 配布中のチラシには、お札をモチーフにしたユーモアのある割引券も付いている。倉田さんは「開催日は寒いと思うので、暖かい格好で多くの人に遊びに来てほしい」とPRする。

 入場無料。午前10時~午後4時。詳細は同イベントのインスタグラムやフェイスブック。

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