「絶対J1復帰!」「私たちが勝たせる!」エスパルスサポーター約4,000人水戸の地に集結 運命のJ2最終戦 

「J1復帰を観に水戸に来た」
明治安田生命J2リーグはいよいよ最終節。2位で自力でのJ1復帰に王手をかけた清水エスパルスは11月12日、アウェーで水戸ホーリーホックと対戦する。

【写真を見る】「絶対J1復帰!」「私たちが勝たせる!」エスパルスサポーター約4,000人水戸の地に集結 運命のJ2最終戦

午後1時のキックオフを前に、ケーズデンキスタジアム水戸(茨城県水戸市)には、多くのオレンジサポーターが集結。スタジアム周辺には長蛇の列ができた。水戸によるとチケットは完売。エスパルスサポーターだけで少なくとも4,000人がやってくる見込みだという。運命の一戦を前に、サポーターの熱気は高まるばかりだ。

「エスパルスを勝たせるためにやってきた」
ゴール裏席の行列に並んでいた静岡県掛川市の加藤諒さん(24)は、隣に並んでいた栃木県宇都宮市の片山耕平さん(40)と竹内妙子さんきょうだいと意気投合したという。「苦しかったシーズンをきょうで終わりにさせたい。うれし涙を流しながら、みんなで勝ちロコをやりたい」と意気込む。

「朝3時に静岡を出発しました」というのは静岡市の高校3年生のさわかさん(18)。歓喜の瞬間を見届けるため、サポーター仲間とともに静岡からやってきたという。「きょうはJ1復帰を観に来た。試合終了の瞬間、ぜひ笑って、歓喜の涙を流したい」と願う。

「このスタジアムでJ1復帰という思い出を作りたい」と語るのは、静岡県島田市からやってきた林明徳さん(41)家族と山田和徳さん(41)親子。こちらは早朝4時半に静岡を出発したという。林快周くん(小5)は「乾貴士選手のドリブルからたくさんのゴールが観たい」と期待を込める。

「絶対に勝って昇格を」
静岡県富士市の関遥哉さん(中1)は、熱狂的サポーターの父親の影響でエスパルスサポーターになったという。こちらも注目は乾貴士選手。「すごいシュート、すごいパスで清水をJ1復帰に導いてほしい」。

「勝つことしか考えていない」
静岡県焼津市内の中学時代の同級生だという岩堀純也さん(18)、青木拓己さん(18)、シャイェギヤン羅瑠さん(19)は、この日のためにそれぞれが住む京都、焼津、愛知から水戸にやってきた。「すべてはこの日のため、J1に戻すため」ゴール裏でチャントを歌うという。「選手もいつも通り、自分たちもいつも通り、全力で戦えば必ず勝ち点3がついてくる」と力を込める。

© 静岡放送株式会社