青森県内と北海道南地域の特産品を集めた「津軽海峡交流圏 大農林水産祭」が11日、青森市の青森産業会館で始まった。会場内には、収穫したばかりのリンゴ、ゴボウ、ナガイモなどが並び、買い物客でにぎわっている。12日まで。
県内JAグループや県漁連、県商工会議所連合会などでつくる実行委員会が主催し、14回目。県内、道南地域の農協や企業などの約100ブースがあり、野菜や魚介類のほか「大湊海軍コロッケ」などのご当地グルメも販売している。
11日は午前10時の開始前に約300人が詰めかけ、開場と同時に「ゴボウ3キロ500円」「(リンゴの)王林1箱4千円」などと書かれた各ブースに長い行列ができた。県産米新品種「はれわたり」のPRコーナーや八甲田牛の試食会もあり、来場者は「安い」「おいしそう」などと品定めしながら、実りの秋を満喫していた。
12日は午前10時から午後4時まで。