「守備は全体的に優れていた」右サイドバックでフル出場の冨安健洋に現地は高評価、攻撃面もリンクするプレーが一定の評価に「多く貢献した」

右サイドバックでフル出場した冨安健洋[写真:Getty Images]

アーセナルの日本代表DF冨安健洋が高い評価を受けている。
【動画】冨安健洋が絶妙な守備対応を見せるのノーファウル? その流れで失点に…

11日、プレミアリーグ第12節でアーセナルはホームにバーンリーを迎えた。

前節はニューカッスル・ユナイテッド相手に微妙な判定ながらもゴールを許して1-0で敗戦。冨安はイングランド代表DFベン・ホワイトが体調不良ということを受け、2試合連続のプレミアリーグで先発出場。この試合は右サイドバックで起用された。

試合はチャンスを作りながらも苦しんだアーセナルだったが、前半アディショナルタイムに左サイドからのクロスと繋ぎ、最後はレアンドロ・トロサールが体を投げ出したヘッドで合わせて先制。後半に入ると54分には冨安が相手の左サイドからの仕掛けに対応して倒されるもファウルは取られず。そのまま失点に繋がった。

アーセナルの抗議も実らずに気落ちしそうになるところ、57分にウィリアム・サリバがCKから豪快ヘッドを決めてすぐさま勝ち越し。74分にはオレクサンドル・ジンチェンコが技アリのゴールを決めて3-1で快勝した。

ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)セビージャ戦では違和感があり前半のみで交代となっていた冨安。アクシデントもありこの日はフル出場となったが、イギリス『フットボール・ロンドン』は7点(10点満点)の評価を与えた。

「右サイドに移った日本代表選手はおおむね優秀だった。バーンリーのゴールに向けてはもっと強く行っても良かったかもしれないが、守備時は全体的に優れており、ファイナルサードに運ぶプレーとリンクするプレーで多く貢献した」

またイギリス『イブニング・スタンダード』も7点(10点満点)の評価を与えている。

「ルカ・コレオショがバーンリーのゴールを決めた時にはファウルを求めた。彼が試合中本当に困っているように見えたのは、そのシーンだけだった」

© 株式会社シーソーゲーム