「父と連絡が取れない。家が無くなっている」実家に戻った家族から通報  住宅が焼け落ち1人の遺体見つかる 1人暮らしの97歳男性と連絡取れず

12日昼ごろ、愛媛県西予市で住宅が燃えて焼け落ちた状態になっているのが確認され、現場から1人の遺体が見つかりました。

火事があったのは、西予市宇和町山田の山木喜則さん(97)の住宅で、12日正午ごろ、家族から「父と連絡が取れない。家が燃えて無くなっている」と警察と消防に通報がありました。
警察と消防が現場に駆けつけた際、木造平屋建ての住宅がすでに全焼し、火がくすぶっている状態で、消火活動の結果、午後1時半ごろ、火は消し止められましたが、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

警察によりますと、山木さんは1人暮らしで、離れて暮らす家族が毎朝、安否確認の電話を入れていて、12日も午前8時ごろ、家族が山木さんの携帯に電話しましたが、つながらず、連絡が取れなくなっているということです。

現場は西予市の山間部で周辺に他の住宅は無く、警察は遺体の身元確認を進めるとともに火災の原因や経緯を調べています。

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