元日のニューイヤー駅伝の出場権をかけて行われた中国実業団駅伝は、中国電力が2年連続の優勝を果たしました。
広島・世羅で50年連続の開催となった今大会。混戦が予想される中、2区で王座奪還を狙う中電工が単独首位に躍り出ます。
しかし、その後ろから3年ぶり優勝を目指すマツダ。さらには大会連覇に向けて中国電力が4位から猛追。レース終盤でも3チームが並び、近年まれに見る接戦となります。
その集団から抜け出したのは、中国電力のエース・菊地。区間記録を塗り替える走りでアンカーへたすきを託すと、そのまま7区の大森が逃げ切り、ゴール。中国電力が大会新記録で2年連続の優勝を果たしました。
上位4チームは元日に行われるニューイヤー駅伝に出場します。
中国電力 坂口泰監督
「2連覇ということでまずホッとしています。(ニューイヤー駅伝では)やはり入賞常連のチームでしたから、入賞に届いたらいいと思います」