日本フットボールリーグ（JFL）は12日、各地で第28節4試合を行った。6位ラインメール青森は青森市の新県総合運動公園球技場で2位ソニー仙台FCと対戦。引き分け以下でJ3昇格の可能性が消滅する一戦で3-1と逆転勝利を収めた。4位に浮上し、昇格に望みをつないだ。
ラインメールは前半13分に先制を許したが、直後の15分、FW船山が蹴った左コーナーキックをFW山口がダイレクトボレーで合わせて同点。35分には船山がPKを冷静に決め、2-1で前半を折り返した。
後半開始早々には右サイドを突破したFW齋藤が低いクロスを送ると、中央に飛び込んだMF青木義がゴールに流し込みリードを広げた。その後は相手に決定機をつくらせず、逃げ切った。
今節を終え、首位ホンダFCの優勝が決定。ラインメールは、J3チームとの入れ替え戦に進める2位との勝ち点差を4に縮めた。だが、残り2戦で2位ソニーが1勝でも挙げれば、ラインメールの昇格はなくなるという厳しい状況となっている。
ホーム最終戦となる次節は19日、同球技場で東京武蔵野ユナイテッドFCを迎え撃つ。
