好きなあの人に思いを伝えたいけれど、はっきり伝えて拒絶されるのも怖い。そう考えるのは自然なことです。
そんなとき、まずはとりあえず遠回しな形で匂わせてみるのも効果的です。
できればリスクのない方法がいいですし、気持ちを伝えつつもその後は何ごともなかったようにしたいですよね。
今回は、遠回しに気持ちを表しても効果的なアプローチを紹介します。
徐々に気づかせる!?実は効果的なアプローチとは
1: 教わってみる
まずは、男性のプライドをくすぐってみましょう。男性は自分の能力をひけらかしたいし、女性に「すごい」と思われたいのです。
この二つを彼に同時に感じさせるには「教わる」ことが最適。
勉強や仕事を教わる、DIYを教わるなど、彼の得意分野がおすすめです。二人きりの時間を長く過ごせるため、いつの間にか仲良くなっているはず。実は年上の男性よりも、同い年や年下の男性に対してのほうがより効果的。
「教える」と「教わる」は、プライベートに入り込めるため、とても恋愛に発展しやすい関係性なのです。
2: お願いしてみる
「お願いがあるんです」と切り出して、頼み事をしてみることも効果的です。
彼の出張の際に特産品の買い物を頼む、知り合いのお店を紹介してもらう、イベントやバーゲン情報を教えてもらうなど、彼のホームや専門分野についてお願いするのが良いですね。
しかし、大きなものを持ってこさせたり、手続きが面倒なことをさせたりする場合は迷惑がられることがあるので、手を煩わせない範囲で頼みましょう。
もちろん感謝の言葉はオーバーにし、「次は私の番ですからなんでも言ってくださいね」という“お礼する展開”に持っていくのがベストなパターンです。
3: 褒めてみる
ファッションセンスや趣味、仕事への取り組み方などを褒めてみましょう。
どんな人にでも、褒められればうれしいものですし、他人の前ならより一層効果的です。しかし、過剰に褒められすぎてしまうと恥ずかしくなる男性もいるので、他人の前の場合はピンポイントで褒める“一点豪華主義”で。
できれば、今まで他人に褒められたことがないポイントをくすぐるほうが、インパクトもあり好印象です。
「この人と一緒にいるといい気分になる」と思わせれば、彼の方から接近して来るでしょう。
4: 耳を傾けてみる
彼のこだわりや仕事のこと、武勇伝や悩みごとなど、最後まで真剣に耳を傾けます。
とくに、家族や将来の話などの込み入った話をする場合は、あなたにかなり心を開いている証拠。否定はしないで、うなずきながら耳を傾けて彼の心をつかみましょう。
いつも優しく、しかも無条件に話を聞いてくれる女性は、いそうでいません。たいていの女性は、男性に自分の話を聞いてほしいので、男性側がじっくり語る機会がないのです。
結局のところ、男性は自分の語りをうんうんと聞いてくれる女性が好きなのです。
5: プラスしてみる
社内や取引先などビジネス関係の相手の場合、メールの最後やお礼を言うときなどに、「そうそう、この近くにおいしい定食屋さんができたんです」など、半分プライベートな内容をひとこと付け加えておきます。
自宅ではなく「会社の近くに」という部分がポイントです。
相手が「そうなんですね」と反応してくればラッキー。食べに行く話にならなくてもいいので「行ったら教えて下さいね」と、そこからだんだん話をつないでいきましょう。
彼がビジネス関係の場合は、知人から友達へ昇格することが目標です。
6: 貸し借りをしてみる
彼に本やDVDなどを貸してそこから話を広げるのもいいですが、彼の趣味がニッチな場合は、反対に何かおすすめを借りましょう。
共通の話題が生まれますし「じゃあ、今度一緒に行こうよ」と、デートへと発展しやすくなるでしょう。
しかし、彼がなかなか誘わず、先に進まないこともあるかもしれません。そんなときは「イベントがあるみたい」「サイン会あるんだってね」など早めに情報を得て、積極的に共有しておきましょう。
7: 差をつけてみる
彼に「自分は特別扱いされてる」と思わせることがポイント。他の人と違うお土産を渡す、彼にだけ違うバレンタインチョコを贈るなど、みんなと少し差をつけます。
脈がありそうなら他人の前でしたほうがより効果的なのですが、彼が何とも思っていない場合、困惑するかもしれません。みんなに平等に渡したあと、こっそり「これどうぞ」と渡す方がよさそうです。
一度では気づかない場合があるので、何度か続けてみて。
8: 相談してみる
仕事、友情、恋愛など何でもOKですが、とくに恋の相談は恋愛に発展する可能性が高いでしょう。 自分の悩みを話しつつ、相手の恋の状況もチェックできます。
男性は「女性の役に立ち感謝される」ことが好きなので、彼のアドバイス通りに動き(動いたふりでOK)「アドバイス通りにしたよ、ありがとう」とオーバーに感謝します。
相談ごとは一度きりで終わらないので、繰り返し会える口実になります。同い年、年下の彼にとても効果的でしょう。
*
たいていの男性は遠回しに好意を伝えられると「どういうことなんだろう、好きなのだろうか」と気になり始めます。しかし中には全く気づかない鈍感な男性もいるので、遠回しアピールは何度も繰り返すことが大切。
遠回しアピールは、一気に恋人になれるような「距離を縮められる方法」ではありませんが、心の中にいつの間にか入りこんでいた……という内面から攻め入ることができる方法です。
もし途中で脈ナシが判明しても、アプローチしていたことには気づかれにくいです。
ですから、また時間を置いてトライすることができるし、近くにいて様子を見ることもできる、負けることが少ない方法でもあるのです。
(mimot.(ミモット)/ たえなか すず)