自民、福島県議選も敗北 過半数割れ、宮城から連続

 任期満了に伴う福島県議選(定数58)が12日投開票され、自民党は3人が落選して過半数を割り込んだ。10月の宮城県議選は公明党との合計でも過半数割れしており、東日本大震災により春の統一地方選と別日程になった東北の県議選で連敗。岸田内閣の支持率低迷が影響した可能性がある。

 自民は9月の岩手県知事選も支援した候補が敗れるなど地方選の苦戦が続いており、今回は小渕優子選対委員長らが応援に入り力を入れた。立憲民主党の泉健太代表ら野党幹部も駆け付けた。

 県議選には19選挙区に全71人が立候補した。

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