堂安途中出場のフライブルクがライプツィヒに力負けでリーグ3戦勝利なし…【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

堂安律の所属するフライブルクは12日、ブンデスリーガ第11節でRBライプツィヒと対戦し1-3で敗戦した。堂安は79分からプレーしている。

ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)第4節のTSC戦を圧勝した8位フライブルク(勝ち点14)が、ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)でツルヴェナ・ズヴェズダに勝利した5位ライプツィヒ(勝ち点20)のホームに乗り込んだ一戦。フライブルクの堂安はベンチスタートとなった。

試合は開始早々にフライブルクが失点する。6分、中盤でボールを奪ったシャビ・シモンズがドリブルでペナルティアーク左横まで切り込むと、コントロールショットをゴール右隅に流し込んだ。

先制をしたライプツィヒは、23分にもボックス手前でボールを受けたオペンダがワントラップから右足アウトサイドでシュート。これがゴール左隅を捉えたが、これはGKアトゥボルの好セーブに防がれた。

劣勢の時間が続いたフライブルクだったが35分にネットを揺らす。バイタルエリア中央からエッゲシュタインがミドルシュートを放つと、GKブラシュヴィッヒの弾いたボールをシディリアが押し込んだが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。

ライプツィヒのリードで前半終了かと思われたが、フライブルクは前半追加タイムに追いつく。51分、中盤でボールを奪ったロールが左サイドをドリブルで切り裂くと、そのままボックス左からカットインしゴール右隅にシュートを流し込んだ。

迎えた後半、先にチャンスを作ったのはフライブルク。53分、グリフォのロングパスで左サイドを駆け上がったヴァイスハウプトがボックス左から折り返すと、中央に走り込んだホーラーがゴールに押し込んだ。

膠着状態が続く中、積極的な選手交代を敢行したライプツィヒは76分、ボックス右から仕掛けたしたバウムガルトナーがグリフォと交錯。一度はプレーを流されるが、オンフィールドレビューの結果、PKが与えられる。このPKをオペンダが確実に決めた。

勝ち越しを許したフライブルクは79分に堂安とグレゴリッチュを投入したが、直後に失点する。80分、自陣でのボールを奪ったライプツィヒのロングカウンターを受けると、シャビ・シモンズのラストパスを受けたバウムガルトナーがゴール右にシュートを突き刺した。

結局、試合はそのまま1-3でタイムアップ。フライブルクはリーグ戦3試合未勝利となった。

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