京都の高校吹奏楽部に楽器寄贈「練習のモチベーションが上がる」部員喜ぶ

亀岡高校吹奏楽部に贈られたユーフォニアムとバスドラム(京都府亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

 亀岡ライオンズクラブは、亀岡高校(京都府亀岡市横町)吹奏楽部に100万円相当の楽器を贈った。ぴかぴかの楽器を手にした部員たちは「練習のモチベーションが上がる」と喜んでいる。

 同高校吹奏楽部は予算に限りがあるため、40年以上前から使い続けている楽器もあり、穴が開くなど老朽化が進んでいる。現状を知った同クラブが、2023年度の寄付事業の一環で寄贈を申し出た。

 同高校の希望で、ユーフォニアム(約60万円)とバスドラム(約40万円)を購入。10月中旬にガレリアかめおか(余部町)であった同クラブ1500回記念例会で、三浦央時会長が目録と共に贈った。部長の2年金谷潤さん(17)は「大切に使って、後の代にも残していきたい」と話した。

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