滋賀県守山市の若者らでつくる「もりやま青年団」が、今年初めて栽培したコスモスが見頃を迎えている。市民らが訪れ、一面に咲いた花を楽しんでいる。
青年団は、市内の大学生や在勤者約10人が中心となり、田んぼでのバレーボール大会などを開いている。コスモスの栽培は地域の活性化にと企画した。
メンバーの看護師中井美空さん(23)=大津市=の家族が管理する守山市石田町の田んぼ約2千平方メートルに、7月に種3キロをまき、雑草取りなどをして育てた。先月下旬に赤紫やピンク、白の花が咲きそろった。中井さんは「摘み取り自由なので、家で飾ったり押し花にしたりして楽しんでもらえたら」と話している。
19日まで。車での来場は、守山市民運動公園第3駐車場の利用を呼びかけている。