マイナ保険証、利用率低迷続く 河野、武見両大臣がPR

東京慈恵会医大付属病院で「マイナ保険証」の利用を呼びかける河野デジタル相(中央右)と武見厚労相(同左)=13日午前、東京都港区

 河野太郎デジタル相と武見敬三厚生労働相が13日、東京慈恵会医大付属病院(東京都港区)で、マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」の利用を呼びかけた。低迷が続くマイナ保険証の利用率向上が狙い。

 武見氏は、10月の利用率が4.49%だったことも記者団に明らかにした。利用率は6カ月連続で低下した。

 河野氏は2023年度補正予算案に、マイナ保険証の活用を推進する費用を盛り込んだとし「保険証としてだけでなく、診察券などとしても使えるように後押ししたい」と記者団に述べた。病院での呼びかけには、PRキャラクター「マイナちゃん」も同席した。

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