ロッカトレンチ山森大輔、アジカン伊地知潔らによる新バンド「Name the Night」始動!

8月の満月に突如ネット上で新曲を発表、その後も毎月満月の日に新曲を発表して話題を集めていた謎のバンド、Name the Night。 昨日11月12日、麦ノ秋音楽祭#Seedsに出演し、遂にその正体が明らかになった。 メンバーは、SKA SKA CLUB / ROCK'A'TRENCHの山森大輔、畠山拓也、ASIAN KUNG-FU GENERATION / PHONO TONESの伊地知潔、ベーシストMIYAの4人。

本日、ファーストシングル「COASTLINE 〜bedroom ver.〜」が配信リリースされ、MUSIC VIDEOも公開。 活動拠点の鎌倉でメンバー自らが撮影した映像で構成されている。 ▼「COASTLINE 〜bedroom ver.〜」Official Music Video

https://youtu.be/Sa-OeS23pj0

「今まで色んな景色を見させてもらって来たけど、この4人でしか見られない景色があることを強く感じています」と語る山森大輔。 メンバー自ら自主レーベル「SLEEPY SHEEP RECORDS」を立ち上げ、活動をスタート。 2024年1月26日(金)、横浜THUMBS UPでのKeishi Tanakaとのツーマンライブ、『THUMBS UP presents “FULL MOON SESSION”』が決定しており、本格始動したName the Nightのこれからに注目したい。

メンバーコメント

【Vocal & Guitar:山森大輔】 素晴らしい音楽人である3人とバンドができて、この楽曲たちを一緒に奏でることができて、本当に幸運なことだと思ってます。今まで色んな景色を見させてもらって来たけど、この4人でしか見られない景色があることを強く感じています。 湧き出始めたメロディや言葉は抑えられないほど。きっとあなたの眠れぬ夜に寄り添う事ができる一節もあると思います。Name the Nightをどうぞよろしくお願いします。 【Trombone & Sampler:畠山拓也】 SKA SKA CLUB、ROCK’A’TRENCHと、ずっと一緒に音楽をやってきた山森と、また新しいバンドを立ち上げました。 今までは、太陽が似合う音を鳴らしてきたけど、今度は、みんなの夜を彩る音を、いつも通りの大好きなバンドスタイルで。 潔くん、MIYAくんという新しい最高の仲間と共に、どこまでも自由に楽しく音楽できたら本当に最高です。 音楽で繋がる青春は、いつまでも続く。また一緒に遊ぼうね。 【Drums:伊地知潔】 これが我が人生最後のバンドになるであろう『Name the Night 』を結成しました。 ここにきて、こんなに本気で新しいバンドをやることになるとは思ってもみませんでした。自分が最も影響受け、詰め込んだ90年代後半から2000年代の引き出しが久しぶりに全開です。 結果がどうであれ、ずっと続けていきたいと思えるバンドです。是非音源聴いてみてください。 【Bass:MIYA】 20代中程でバンドを辞めてから今まで、ベーシストとして色んな方々と音楽を鳴らしてきました。 それもとても刺激的な日々なのですが、バンドという運命共同体の中でもう一度喜怒哀楽を表現したい。そう思っていたタイミングで、夜を彩る音を奏でる最高の仲間と素敵な出会いが。この4人でならどこまでも行けそうです。僕達が奏でるグルーヴで、一人でも多くの人の身体と心を揺らし日常を彩る事が出来れば、それ以上幸せなことはありません。

山森大輔『COASTLINE』ライナーノーツ

導かれるように移り住んだ海沿いの街。

僕はこの街で毎日、自宅ベッドルームを改装したスタジオで音楽を作っている。

たまに都内のスタジオにレコーディングで出かけることもある。

とっぷり日の暮れた帰り道、都内の環状線や高速道路を経て、134号線にたどり着くと必ず車の窓を全開にして、胸いっぱい吸い込む。

たくさんの人が訪れる海岸線、たくさんの想いの混じったため息を受け止めた潮風が、都会でちょっぴり頑張って来た自分を労ってくれるように感じるのだ。

いつか絶対にこの景色を歌にしようと思っていたのだけど、思ったより早くそのときが来たように思う。

ニューウェーブ調の8ビート、Maj7の浮遊感をテーマにしたこの曲の歌い始めの一言目に、

すとんと「134号線」という言葉がハマったときに、このName the Nightというバンドの描く軌跡の方向性のひとつが定まったと感じた。

(この街に僕よりずっと前から住んでいる潔くんに聞かせたら、即座に「歌いだしから最高!」と言ってもらえたときの嬉しさも忘れないだろう。)

“絡まる物語を

くぐりぬけたらきっと会える

ずっと続いてくこの海岸線”

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